日本では夏休みの宿題が大量にあったり、塾の夏期講習があったりと、
子ども達に自然に充実した夏休みを過ごさせることが出来るのですが、
ハワイの夏休みは日本より長い上に、宿題も皆無。
毎日遊びに行くか、家でゴロゴロしているのですが、何をさせたら良いでしょうか。
アメリカでは夏休みに親も休暇をとり、
ロードトリップ等の長期旅行に行かれる方も多いです。
良い機会ですから、可能であれば近隣の島へ家族で旅行したり、
アメリカ本土を訪れて様々な経験を子ども達とするのはとても有意義だと思います。
ただ、それにはお金もかかりますし、
そんな長期で休暇がとれる職場ではないといった方々もいらっしゃるかと思います。
目標設定を子どもにさせ、達成までのスケジュール作り
せっかくの長期に渡る夏休みですので、
ゴロゴロしているのはとてももったいないです。
子ども達と話し合い、夏休み中に達成できる目標をいくつか設定しましょう。
学年によってその目標は様々かと思いますが、
本人がやってみたいということなら何でも良いと思います。

水泳で50ヤード泳げるようになる、スケボーでジャンプできるようになる、
サーフィンで立てるようになるといった運動系から、
SSATのスコアを100点向上させる、
英作文を上手に出来るようになるといった勉学系のもの等、2~3つ設定してみましょう。
その後、どうやってその目標を達成できるのか、
方法論やスケジューリングを考えていきます。
独学で練習をするだけで出来ることなのか、家庭教師や塾、
サマースクールといったものに参加した方が良いのか、
するのであればどの程度行けば目標をいつまでに達成できそうか等、
専門の教育機関等に問い合わせをし、
プロの意見を聞いてみるのもとても有意義だと思います。
毎朝ジャーナルを書く
生活のリズムが崩れがちな夏休みは、
朝一にやるべきことを決めておくと生活リズムが整いやすいです。

お勧めしたいのは、前日やったことに対して毎朝ジャーナルを書くことです。
前日どれほど有意義に過ごすことが出来たのか見直すことができ、
今日はより向上しようという気分になれます。
また、毎日文章を書くことで作文能力も向上させることができます。
英語を向上させたいのであれば、是非英語でジャーナルを毎日書くように促しましょう。
一石二鳥、三鳥の成果がでます。
目標達成できる経験はとても貴重
目標設定→過程の考察→実行→目標達成という成功経験を
学生時代にさせてあげることはとても大切です。

学校の成績やSSAT等の試験もこのような考え方で飛躍的に向上しますが、
社会人になっても常にこのような姿勢で物事に取り組めれば業種を問わず、
とても有能な人間になれると思います。